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1、なぜ「戦略決断力」のトレーニングが必要なのか?
リーダーの役割は、状況を見極め、戦略を決断・実行することです。もし、危機やチャンスのときに、まともな戦略決断をすることができなければ、“リーダー失格”です。
ところが、このような「戦略決断力」は、自然と身につくものではありません。
「戦略決断力」は、誰でもトレーニングを通じて身に付けることができます。本講座では、リーダーに必須の「戦略決断力」を、ゲームを通じて効果的にトレーニングする方法を学びます。
危機やチャンスはいつやってくるか分かりません。今のうちに、「戦略決断力」を身に付けませんか?
2、MM演習とは?
MM(マップマヌーバー)演習とは、図上で行なうゲーム演習のことです。戦略決断力を向上させる方法として国際的に用いられています。民間の方を対象とした本格的なMM演習は、本講座がわが国では初めてです。
本講座は、古代の戦争をモデルにします。なぜ古代の戦争なのでしょうか?それは、現代のハイテク戦争と異なり、古代の戦争は素の人間同士が戦うため、戦略が勝敗を左右する要素が大きいからです。
本講座では、異業種の現場リーダーの参加者が、カルタゴ軍の指揮官(ハンニバル)とローマ軍の指揮官になりきり、図上のゲームで戦います。参加者どうしの切磋琢磨を通して、実践的な戦略決断力をトレーニングすることができます。参加者との“戦友”的な出会いも期待できます。
3、ハンニバルとは?
イタリアでは今でも子どもが悪い事をすると、お母さんはこう言います。「ハンニバルが来て、おまえを連れて行っちゃうよ!」
また「羊たちの沈黙」シリーズでA・ホプキンスが演じた天才殺人犯、ハンニバル・レクター博士。冷酷なまでに頭脳明晰・論理的で、狙った獲物は絶対に逃がさない……。
そんな恐ろしい人物像のモデルともなったハンニバルとは、一体どのような人だったのでしょうか?
ハンニバルとは、第二次ポエニ戦争で古代ローマを脅かした、カルタゴ軍のハンニバル将軍のことです。彼は母国カルタゴの存亡を賭け、ローマ軍に戦いを挑みました。
スペインからイタリアまで、2000km以上の陸路を移動し、象を含む数万人の軍隊を率いてアルプス山脈を越えて、ローマ人の意表を突きました。そして、二倍の兵力を持つ9万人強のローマ軍を、優れた戦略によって破りました。
この結果に、当時のローマ人は強烈なショックを受け、ハンニバルを恐れ続けたといいます。
後世のナポレオン・ボナパルトはハンニバルを師と仰ぎ、自身も同じアルプス山脈越えを果たしたことを誇りに思ったそうです。没後2000年以上たった現在でも、ハンニバルは「戦略の父」と呼ばれています。
欧米のリーダーにとっては、彼の戦略を学ぶことは常識となっています。このたび、ハンニバルの母国カルタゴ・現在のチュニジア共和国大使館の協賛を得て、9月25日(火)の講座は同大使館公邸で実施します。
※トピックス 奥出講師「ハンニバルクラブ春の会合」のゲストパネリストとして参加
4、講師はどんな人?
奥出阜義(おくで・あつよし)
・元防衛大学校教授
・株式会社エー・アイ・エス危機管理研究室主席研究員
・国際戦略シナジー学会専務理事
・首都大学東京オープンユニバーシティ講師
・早稲田大学大学院ゲストスピーカー
三重県生まれ。防衛大学校で零式戦闘機の主任設計士であった、堀越二郎教授に師事し、陸上自衛隊に入隊しました。
飛行隊長として数々の雪山遭難者救助に命を賭して成功させた経験があります。
また、米海兵隊研修後、戦闘ヘリコプター隊長としてハイテク現代戦の教育訓練をリードしてきました。
その後、防衛大学校の教授に就任し、防衛大生から防衛庁幹部までを対象に、
古代・ハンニバル将軍から現代までの戦略・戦術理論やマップマヌーバーなどの実践的な教育を行ってきました。
防衛庁退官後は、日本でパイオニア的に大学院、民間企業の幹部研修などを行い、これまでに数百人の現場リーダーを啓発してきました。
■著作
「国連危機管理大学院大学の創設(提言論文)」(「軍事研究」2000年9月)
「新防衛学のススメ」(「修親」2003年9月)
「国土防衛における戦略奇襲の一考察」(陸戦学会1994年)他論文多数
■パブリシティ
「Think!」(東洋経済新報社 2007年1月22日号)「軍事に学ぶ戦略11原則」
5、首都大学東京オープンユニバーシティとは?
2007年4月、首都大学東京(公立大学法人首都大学東京)は、東京都立大学はじめ、5つの大学を再編・統合した新たな総合大学として開学しました。
オープンユニバーシティとは、社会人のために、広く講座を開講する取り組みです。学歴・年齢による受講制限はありません。
申し込みには、講座受講料に加えて、首都大学東京オープンユニバーシティへの入会金3,000円が必要です。入会金は3年間有効です。
●資料請求、お問い合せ、申し込みは、
首都大学東京オープンユニバーシティ事務室( http://www.ou.tmu.ac.jp/ )まで。
電話:042-677-2362(月〜金9:00−19:00、土9:00−12:30,13:30−17:00)
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