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災害・事故

[2008.03.14] 時間の審判から始まる防災対策

 最近PCの動きが悪くなったと思いつつ、5年も使っているからとついそのままにしてきた。先日ちょっと時間ができたので、思い切って古いドキュメントや過去の受発信メールを整理することにした。そのときは重要と思って保存した画像やデータも、今見てみるとほとんど意味のないものがたくさんある。これが時間の審判というものかもしれない。必要と思われるものはフラッシュメモリーなどに保存し、不要なものはきっぱりと削除した。整理や削除に2時間以上かかったが、それだけ不要データが溜まっていたことになる。作業終了後、近頃にないスッキリとした爽快感に包まれ、気のせいか我が戦友はひと回り若返ったようで以前より数倍動きがよくなったように感じた。ことほど左様に日常生活やビジネスに追われていると不要なものが自然に溜まっていき、活動阻害要因となることは防災対策にも通じる。

 関東大震災(1943年・M7.9・死者10万人以上)の240年前にも元禄関東地震(1703年・M8.1・死者5,200人)が発生するなど、南関東を襲う巨大地震(M8クラス)は過去200年から300年周期というのが定説となっている。今年で関東大震災から85年しか経っていないので次の南関東地震はまだ先といわれている。しかし、M8とM8の地震の間にM7クラスの地震が数十年間隔で発生するのが関東における地震の特徴である。しかし、関東大震災の余震と見られる丹沢地震(1924年・M7.3・死者13人)以来M7クラスの地震は発生しておらず、首都圏直下地震がいつ起きても不思議ではない。

 冬の午後6時、突然首都圏直下地震(震源地:東京湾北部・M7.3)が襲来したら、死者11,000人、全壊全焼建物は85万棟、避難者700万人、帰宅困難者650万人、経済被害は112兆円と想定されている。過去の地震による死傷原因の90%以上は建物の崩壊、家具、電化製品の転倒落下やガラス飛散によるものだ。大地震発生時、自分だけでなく家族や同僚に襲いかかる凶器が周囲に毎日蓄積されているのだ。
 そこでお勧めするのが家具・電化製品を整理し不要品はきっぱりと捨てる、ガラスには飛散防止フィルムを貼る防災大掃除作戦。時間の審判を下したあとは、きっとスッキリした爽快感と安心感に包まれること請け合いである。


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